輝 夜 姫 考 察

 当サイト上登場人物紹介
 ☆・・・当サイトでのキャラの立ち位置です。



■松沢 碧(まつざわ みどり)
 神淵島でラシード9世のドナー(クローン)として育てられる。
 9世の死亡後、その代わりとなりタイ王室の後継者の1人となる。
 その後、中国・李財閥の玉鈴の婚約者の1人として、現在、李財閥所有の宮廷で生活している。
☆碧の性格・役割
 由の幸せを一番に考えているため、自分のことは全く関心なし。
 誰よりも彼を愛しているが、その想いを由に伝えようとは思わない。
 由には、晶だけを愛させようとしている。

■由・リンドロス(ゆい)
 神淵島で育った輝夜姫と人間との間で生まれた子らしい。人間には無い能力を持つ。
 一度は玉鈴(晶の本体)に殺されたが、復活した後、ロシアで晶を助けドナーたちと合流する。
☆由の性格・役割
 碧が人生の全てだったが、晶が現れてからは彼女を愛すようになる。
 だが碧がいないと食事もままならない状態のため、どちらを優先すべきか悩んでいる。

■守(まもる)
 神淵島でユーリ・ババーニンのドナー(クローン)として育てられる。
 爆発事故で下半身を無くした本体のユーリへ移植した後、彼の体を乗っ取った。
 アメリカで神淵島の仲間・楓(本体:キム・ソギョン)と合流、その後、ロシアで晶と再会を果たす。
☆守の性格・役割
 ドナーの性質なのか、晶を愛している。
 碧との再会後、彼が秘密を抱えていることを知る。
 元来の意地悪な性格も手伝い、碧に近づき始める。

■まゆ
 晶が世話になった家の子。
 母親を殺した後、晶を追って神淵島へ。その後、到る所を転々と。
 現在は李財閥所有の宮廷で官女をしている。
☆まゆの性格・役割
 誰よりも晶を愛している。
 だが彼女が由を愛していることを知り、少しずつ精神が不安定になっていく。
 似たような境遇の碧に少なからず興味を抱いている。

■晶(あきら)
 神淵島で李玉鈴のドナー(クローン)として育てられる。
 玉鈴の死亡後、彼女の代わりとなり李財閥の後継者となる。
 ロシアで由と再会した後、彼との関係を深めた。
☆晶の性格・役割
 まゆも大事だが、今は由だけを愛している。
 常に碧を心配している由の姿に嫉妬する自分を恥ずかしいと思っている。

■その他ドナーたちなど大勢・・・。





BL風味考察

まず、私は晶が嫌いなわけじゃないです。
ただ、「碧」が誰よりも好きなだけなんです。
碧が幸せになってくれればそれだけで十分。
原作では1〜8巻がお気に入りですね。
由が異常なほどに碧になついてるんですから!
同時に好きではないのも1〜8巻。
由が碧以外の人間に興味を持つんですから・・・。
由は碧にだけなついてればいいのにな〜と思うんです。
コミックス持ってる方は是非ご覧になって欲しいのですが、7巻のP89〜数ページがとてもよろしいですv
碧が居なくなって由が雨の中必死に探すのですが・・・。
抜粋しますと、

 
どうして・・・なんでオレ、碧の傍にいなかったんだろう。
 何百回キライだっていわれても、
 どんなに迷惑だっていわれても、
 怒られても憎まれても傍にいればよかった。
 ずっとずっとずっとずっと傍にいればよかった。
 ずっとずっとずっと碧の傍にいたかった


うーん。どう考えても愛の告白だと思われます。
その後もけっこういろいろ愛の告白シーンがあるんですが、まぁそれはそれ。
やはり碧の永遠の相方は由だと思います。
逆に由の生涯の相方も碧だと思います。
相思相愛なんです。
でも晶の存在が、お互いを苦しめ、悩ませ・・・。
せ、切ない・・・・・・ジーンと、グッとくる。
碧に「キライ」だって言われただけで泣いちゃう由なんですよ。
碧がいないと食事もままならない由なんですよ。
碧に抱きしめられると、途端にほんわかしちゃう由なんですよ。(どんな状況下であれ)
由にとって、碧は自分の生き甲斐なんです。
寂しいと死んじゃう兎のような男なんです。
真面目な話、もし目の前で碧が死んだら、由は躊躇わずに後追い自殺するんじゃなかろうか。

兎にも角にも、碧至上主義は崩さずに作品を作り上げていきたいと思います。